今月5月1日より「CoolBiz」が本格的に始動した事で、ワードローブの主役が「重衣料」から「軽衣料」にシフトしつつあります。
我が国における「CoolBiz」はもはや完全に定着したと言う実感です。
一方で日々の装いがどんどん単調になる中、マンネリ感を打破しモチベーションを維持する理由で、今回「買い足し」に至ったアイテムがBEAMS別注のCrockett&Jones"CAMDEN"です。
【 Crockett&Jones "CAMDEN" TanCotswold 366E 】
「『増税』前の決断」(2014/04/13)で同じモデルのSnuffスウェードを購入したばかりですが、
他にあまり見掛けない新鮮なカラーリングと素材使い、そして何より完成度の高いフォルムの前に、再び「決断」に至った次第です。
最近全く履かなくなった色のシューズです。逆に、足元だけが浮くのでむしろ敬遠していた色目です。
スコッチグレインレザーによるシボ感も絶妙です。
色・素材以外にも、ボリューム感の有るモカ縫いのステッチが一層トラッドぽさを強調していると思います。
また、アンライニング仕様ゆえ軽快な履き心地です。実に中毒性の高い着用感だと思います。
敢えて「Navyジャケット」+「Grayパンツ」の王道的なスタイリングのハズシとして、また他にも所謂「白パン」や「旧『INCOTEX-RED』」等のC.パンツと合わせても良いかも知れません。
併せて購入したAnderson'sのベルトです。
新鮮なカラーリングのシューズと新たなベルトの購入はもはや切り離す事が出来ません。
一見「Wリングベルト」に見えて実はシングルバックルと言う変形タイプです。
肉厚のレザーをしっかり編み込んだ堅牢なつくりで、ベルトの露出度が高くなる「CoolBiz」スタイルに最適なボリューム感です。
実際、為替の影響でインポート系のアイテムが次々と値上げした中、継続展開ゆえの価格改定以前の現実的なプライス設定も魅力です。
まさに「『靴を生かすも殺すもベルト次第』」(2013/01/25)です。
「夏」に向けて、また一つ楽しみが増えたと思います。
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by musashi-hockey
| 2014-05-29 06:52
| 靴
島根県出雲市の日御碕神社に収蔵される、かつて源頼朝が奉納したと伝わる歴史的文化財の国宝「白糸威鎧」を、
伝統工芸士である中村宗光作の五月人形として細部までこだわって製作された「鎧飾り」です。
その精緻で凛々しい佇まいはまさに圧巻です。
5月5日「我が子」にとって初の「端午の節句」を迎えるにあたり、ウチのオヤジもかなり奮発したようです。
「国宝」を写した大鎧が、文字通り「家宝」となった次第です。
そんな「初節句」と同時に、いよいよ5月1日より長い「CoolBiz」シーズンが到来です。
春/夏シーズンの装いに「衣替え」してまだ約一ヶ月強、新しく購入したばかりのタイは早くも「お役御免」のようです。
LuigiBorrelliのタイです。
普段あまり着ない「Grayスーツ」に合わせるタイとして、「Brown」「レジメン」をキーワードに様々なSHOPを廻って比較検討した結果、丸ノ内のBEAMSにて購入です。
「表面がつるりとしたクリアカットの生地」(2014/02/26)のスーツと相性の良い、シルク素材をベースとした光沢感の有るタイプです。
またリネンが39%混紡されている事で、微妙に素材感が有ります。
昨今の値上げに伴い親近感が薄れたLuigiBorrelliですが、今回のタイは昨年春/夏シーズンの「売れ残り」と言う事で、値上げ以前のリアルなプライス設定だった点も購入に至った理由の一つです。
「White」の分量が多い配色なので、着けると意外にクリーンな印象です。
身に付ける革小物等を同じBrownカラーで揃える事で、タイだけが浮かないようバランス良く色をコントロールしたいと思います。
「素材や色のこなしが非常に絶妙で、個人的に最も注目するブランドの一つ」(2013/12/13)、GIEEREのタイです。
珍しく一目で購入を決意したアイテムです。
「Blue」ベースのカラートーンがまさに理想的な配色です。自分のイメージにぴったりだと思います。
モヘア混の明るい「Navyスーツ」に合わせ、颯爽とドレスUPしたい所です。
昨年以来、結局GIEEREのタイは毎シーズン買い足している気がします。もはやブランド的に自分のドレスUPスタイルには欠かせません。
一転して、「CoolBiz」シーズン大いに活躍が期待されるGuyRoverはEDIFICEにて購入です。
D.シャツにウォッシュドの加工を施し、程良くカジュアルメイクに仕上げた一枚です。
ぐいぐい攻めたカッタウェイの雰囲気も抜群です。
シンプルに「Navyジャケット」+「Grayパンツ」等と言った王道的な「CoolBiz」スタイルに取り入れたいと思います。
長い「夏」は、もう間も無くです。
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by musashi-hockey
| 2014-05-04 21:37
| 日記
街の新たなランドマークとして西暦2007年9月に開業した「銀座マロニエゲート」は、旬のブランドやSHOPが数多くひしめき合う「ギンザ」の中で
嗜好的にあまりマッチしない事も有って正直ずっと中途半端なイメージを払拭する事が出来ず、
実際に一人の消費者として利用頻度は決して高いとは言い難い商業施設の一つです。
ブランディングの修正を始めたUnitedArrowsが世界最強のJohnLobbを伴って売場面積約230坪超のドレス店舗をOPENさせた当時は、それでもまだ新鮮な気持ちと羨望の眼差しで施設を利用していたと思いますが、
立地的に少し足を伸ばせば聖地「丸ノ内」が存在し、また西暦2011年10月には近隣にルミネ(有楽町)がOPENする等、
正直自分の中では上層階のTokyuHandsGinza以外殆どその利用価値を見出す事が出来ない商業施設と言った位置付けです。
よって、そんな「銀座マロニエゲート」におけるシーズン毎の「3日間限定20%OFF」なる優待イベントの存在は、まさに完全ノーマークだったワケです。
【 LARDINI Hopsack Navy Jacket 】
絶好の機会を活かしUnitedArrows展開のLARDINIを正価の20%OFFで購入です。
もはや毎シーズン着実に増殖しつつある「Navyジャケット」ですが、実際その存在価値は保守的な職場環境において決して侮る事が出来ません。
実は「増税」前のタイミングで「Navyジャケット」的なアイテムの増強を具体的に検討していたワケですが、
なかなか入荷時期と購入のタイミングがマッチせず、また3月下旬頃に「『増税』前の決断」(2014/04/13)でCrockett&Jones"CAMDEN"の購入に至っていた事も有り、
当初「丸ノ内」のTheSovereignHouseに入荷した時点で既に購入を断念していたアイテムです。
よって何ともタイムリーなタイミングだったと思います。
至ってオーソドックスなホップサック織の「Navyジャケット」ですが、今シーズンSTRASBURGOやBEAMS等で展開されている「Navyジャケット」より全体的にライトウェイトな感じで、またプライスも控え目です。
ざっくりと粗めに織られた生地は、それだけで涼感が有りそうです。
付属のブートニエールは「Blue」です。最近はだいぶ慣れて、JR総武線快速の中でも堂々と着けています。
LARDINIのコンパクトなショルダーラインに慣れてしまうと、他のジャケットに違和感すら覚えます。
実に中毒性の高いタイトフィッティングです。
そんな着丈に合わせやや短めに仕上げた袖口は、重ね釦の本切羽仕様で四番目のみダミーです。
上質な「Navyジャケット」はビジネスに対する高いモチベーションを維持する為に欠かす事の出来ない存在です。
また、市場に限り無く流通する多彩な「Navyジャケット」の中から、あれこれ悩みつつ自らの体型や嗜好等にマッチした最高の一着を見付け出す作業も楽しいものです。
半期に一度の「銀座マロニエゲート」、今後も一人の消費者として少しでも賢い買い方を模索したい所です。
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by musashi-hockey
| 2014-04-25 21:15
| 日記
名門千葉氏一族代々の守護神として篤く祀られ、その神徳は現在に至るまで燦然と輝き続ける妙見本宮「千葉神社」は、
日本有数の妙見信仰の中心とされる由緒正き社であると同時に、千葉市の歴史的なシンボルの一つと言えます。
3月下旬の休日、天候にも恵まれ「お宮参り」完了です。無事「我が子」が生誕一ヶ月を迎えた事を神様に報告です。
・・そんな穏やかな日を迎える事が出来た一方で、その前日「増税」直前と言う現実的な焦燥感に煽られ、一人の消費者として最終決断やむなしに至ったアイテムが有ります。
【 Crockett&Jones "CAMDEN" Snuff 366E 】
Crockett&Jones"CAMDEN"です。
実はかつて購入を決断した時はマイサイズが全国完売で、追加入荷後も好機を逸したままCrockett&Jonesの値上げを迎え、ゆえにそのまま購入を先送りしていたアイテムです。
「増税」を前に今回ようやく意を決し、購入に踏み切る事が出来た次第です。
トラッドなローファーに絶妙な塩加減を加えたBEAMS別注です。
シャープ過ぎず、かと言って野暮たくなり過ぎず、個人的にかなり完成度の高いモデルだと思います。
また、アンライニング仕様ゆえ履き心地も軽快です。
強調されたモカ縫いが何とも特徴的です。スマートなラウンドトゥとのコンビネーションが実に絶妙です。
ステッチに存在感が有るので、ローファーとしてはかなり自己主張の強いモデルだと思います。
ワンシーズンの展開で終わらない理由がよく分かる完成度の高さです。
また、ローファーで「Snuff」と言った味付け何ともBEAMSらしいです。
現状OFFシーンの足元についてはDIADORA"HERITAGE" とadidas"LA.TRAINER"の「オトナのスニーカー」が両巨塔として君臨している為、
当面はONタイム「専用靴」としての活躍を期待したいと考えています。
今回3月のBEAMS「Wポイント」期間中に購入したワケですが、「増税」直前に素晴らしい決断が出来たのではないでしょうか。
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by musashi-hockey
| 2014-04-13 07:15
| 日記
2013年から2014年の秋/冬シーズンにかけて新しく購入したモノの中で、今回もワンシーズン限りで現役引退止む無しに至るアイテムが有ります。
それが「D.シャツ」です。
シーズン通して頑なに「アンダーウェア着用」を拒み続ける自分にとって、D.シャツ本体の汚損だけはもはやどうする事も出来ません。
着用後にセルフケアを施す事で延命措置として一定の効果を得ていますが、現実は身体から滲み出るエキスの方が強力、と言った状況です。
まさに「高価な消耗品」です。
それでも直接素肌に触れるものゆえグレードを下げる事が非常に難しいアイテムです。正直インポートのD.シャツだけは譲れません。
そんな状況下、当時カミサンの出産に伴う財政の締め付けが大いに予測されていた中で、既に昨2013年の晩夏頃にアウトレットで半年後の春/夏シーズン用としてD.シャツの購入を済ませていた次第です。
【 ORIAN Dress Shirt 】
アウトレット「ヴィーナスフォートお台場」のHeliopoleで購入したORIANのD.シャツです。シーズン的には2012年の春/夏モノです。
昨年夏のクリアランスSALE大詰めの、ほぼ「売り尽くし」に近いタイミングだった為、プライス的には文字通り「底値」だったと思います。
当時は為替の影響でインポート系アイテムが続々と値上げを始めていた事も有り、先行投資としてマイサイズ二枚「まとめ買い」です。
細かいチェック柄で、コーディネート的に「無地」感覚で使う事が出来る汎用性の高い一枚です。
Blueカラーのトーンも清々しい印象なので、軽快な春/夏シーズンに最適です。手持ちの「Navyスーツ」にすんなり馴染みそうです。
淡いBlueカラーのストライプ柄も、同様にコーディネートを選ばないベーシックな柄感と言えるでしょう。
個人的には同じストライプ柄のタイを入れて、所謂「ストライプ×ストライプ」的な組み合わせも楽しめそうです。
一方、春/夏シーズンに切り替わってすぐ5月1日から長い「CoolBiz」がスタートするので、正直D.シャツの補強はこれで充分です。
ORIANに対する個人的な評価は、数有るインポート系のD.シャツの中でも特に「実力派」と言った印象です。
熟練職人の伝統的な技術をマシンメイドで表現する事で、全体的に見た目の雰囲気もソツが有りません。
また、トレンドを巧みに取り入れる事で古臭さを感じさないバランス感も魅力です。
非常に安定力の高いブランドだと思います。「ローン持ちサラリーマン」としては充分過ぎるクォリティではないでしょうか。
今後D.シャツについては、こうして少しでも投資を抑えつつ、成し得る限り状態を維持していく事に注力したいと思います。