街が「SALE」の文字一色に染まり始めた6月下旬頃、不覚にも貴重なスーツを一着破いた事が、今次「SALE戦線」の趨勢を大きく決定付けてしまったかも知れません。
丸々スーツ一着分の戦力が抜けた事は、正直我がクローゼット内においてまさに痛恨の極みであります。
【 LARDINI Wool Navy Jacket 】
失った戦力を補うべく、LARDINIの「Navyジャケット」をSTRASBURGOにて正価の30%OFFで購入です。
・・破れたのはあくまで「スーツ」ですが・・結局購入の動機は何でも良いのかも知れません。
コンサバな環境の職場に勤めている以上、汎用性の高いベーシックな「Navyジャケット」は何着有っても困る事は有りません。
ざっくりした織りで、ドライタッチな質感が特徴です。
生地自体は春/夏素材の割にややヘビーウェイトな感じで、約半年前に購入した「EDIFICEのLARDINI」(2013/12/05)にかなり近い印象です。
やはり「どこと無く『英国生地』ぽい雰囲気」(2014/12/05)と言った所でしょうか。
一概に単なる「Navyジャケット」と言えどLARDINIがセレクトする服地は実に絶妙なヴィンテージ感で、他を圧倒的に凌駕するクリエイティヴ性を感じさせます。
もはやクローゼットの内部はLARDINIの「Navyジャケット」だらけです。
コンパクトなショルダーラインとタイトなウェストシェイプによるLARDINI特有のフィッティング感は、非常に中毒性が高いです。
正直、ナイスなアイテムをベストなタイミングで購入する事が出来たと思います。
EDIFICEの「D.シャツにウォッシュドの加工を施し、程良くカジュアルメイクに仕上げた」(2014/05/04)GuyRoverと、胸のポケットチーフはLARDINIのものです。
ちなみに下に合わせる「Grayパンツ」はINCOTEXのJ30モデルと言った所でしょうか。
パンツの磨耗が激しい春/夏シーズンは、完全に「スーツ」より「ジャケット+パンツ」ルックスの方が断然経済的かも知れません。