「Wブレスト」仕様のBoglioli"DOVER"です。
【 Boglioli "DOVER" Hopsack Navy Jacket 】
ずっと以前から「憧れ」だったアイテムを、三越(銀座)で正価の30%OFFにて購入です。
当日は待望の「三越伊勢丹」クリアランスSALEスタートの翌日(=「ルミネ」のバーゲン初日)で、実際に午前中からほぼ丸一日かけて都内の百貨店等を廻ったワケですが、
今回も伊勢丹(新宿本店Men's館)で購入に至ったアイテムは無く、結局昼過ぎには地下鉄丸ノ内線でギンザに移動、ここでかねてより狙いを定めていたBoglioli"DOVER"の購入を決意した次第です。
念願の、Boglioliの「Wブレスト」です。
もはや定番のアイテムではないでしょうか。ベースがライトなアンコン仕様の"DOVER"ゆえ、微塵も古臭さを感じさせない洗練されたシルエットです。
実に完成度の高いモデルだと思います。
さりげなく王冠のマークが型取られたシェル釦に崇高なBoglioliらしさを感じさせます。
「Wブレスト」の全体的な印象を決定付ける中で、露出度の高い釦の雰囲気が占めるウェイトは非常に高いと考えています。
フロント釦の配列も、双方の間隔が狭過ぎず広過ぎず実に絶妙なバランス感です。
ラペルも程良いボリューム感です。
正直今まで購入を見送った「Wブレスト」の殆どが釦の配列とラペル幅の広さが原因によるもので、
最近トレンドのパワフルなワイドラペルは実際個人的にやや抵抗感が有るかも知れません。
あくまでコンパクトに着こなしたいと思います。
頼りなさすら感じる繊細で軽快なホップサック調の生地が、より「Wブレスト」特有の重厚感を中和しているように感じます。
この何とも言えない絶妙なバランス感が欲しかったワケです。
前職では何の問題も無かった「Wブレスト」のジャケットが、現在のコンサバな会社の中ではかなり勇気を要するアイテムになりそうです。
正直それでも所有する悦びはひとしおです。何とも筆舌し難い満足度です。
ONシーンの装いに彩りを添える事で、また頑張る事が出来そうです。