今季秋/冬シーズン、一人の消費者として、インポート関係のアイテムを中心に確かな「値上げ」を感じています。
一部の「ドメスティックブランド」系だったり日本国内生産のアイテム類に関しては、昨今の原料価格や生産コスト等の高騰に対し、
今シーズン何とか「企業努力」で販売価格を死守しているメーカーも多いようですが、それでももはや「値上げ」については時間の問題と言った所でしょうか。
為替の影響を直撃したインポート関係のアイテム群の中で、個人的に最も痛恨に感じているのが、デイリーで着用せねばならない「D.シャツ」です。
自分の中で、感覚的にD.シャツの購入に際しては上代で税込25,000円と言う価格を一つのボーダーラインに据えている中で、
ブランドとしてErricoFormicolaがその防衛線を越えてしまった点については、正直非常に手痛い打撃だった次第です。
そんなワケで、ブランド的に今シーズンも例年とほぼ同じプライスレンジのORIANに、その触手が動いてしまう事はごく自然な流れかも知れません。
元々個人的に絶大な信頼感を寄せている実力派ブランドだけあって、アイテムとしては全く抵抗無く、まとめて「指名買い」です。
【 ORIAN Pin-Oxford Dress Shirt 】
ソフトで上品な光沢感が特徴のピンオックスフォード素材のORIANです。
ほのかなSaxBlueカラーは、何枚持っていても全く困りません。
個人的には「Navyスーツ」のINに合わせ、オキマリのBlueカラーのグラデーションを作り上げたいと思います。
【 ORIAN Pencil Stripe Dress Shirt 】
所謂「無地」感覚で使う事が出来る、細かいストライプ柄のORIANです。
一枚有るだけでぐっとコーディネートの幅が拡がりそうな、とても楽しみな柄です。
「Navyジャケット」に同じNavyカラーの小紋柄のタイを合わせ、秋/冬なら更にトレンドの「ニットジレ」をINに挟み込んでも良いかも知れません。
【 ORIAN Poprin Dress Shirt 】
ドレッシーな「白無地」のポプリン(=ブロード)地も、最低一枚は確実に抑えておきたい所です。
一般的なD.シャツとして、余力が有れば今後的に他のカラーバリエーションも新たに買い足していきたい定番のクォリティです。
あまり色を多用せず、極力シンプルなコーディネートでまとめ上げたいと思います。
台衿がやや低めに設定されたデザインは、BEAMS別注モデルのようです。
以前のORIANと比べ、かなり衿元がコンパクトにまとまったと思います。タイを着けた際の表情がとても楽しみです。
いよいよ数週間後、今月10月末で社内の「CoolBiz」も終了です。これで、堂々とタイドUPを愉しむ事が出来ます。
そんな「ドレスUP」解禁日に向け、しっかり磨き込まれた表革(スムースレザー)のシューズ達も、万全のコンディションで現在スタンバイ中です。