「オシャレの基本は足元から・・」とは何ともウマい言葉だと思います。
・・しかし自分の中でこのフレーズは決して「靴」単品に限定されているワケではありません。
「靴」と、それを含む「パンツ」とのコンビネーション全体観のバランスがシッカリ取れてこそ成立する言葉だと思っております。
先のクリアランスSALEにおいて、「靴」に関してはEDIFICEのCrockett&Jones"HAYLINGⅡ"とBEAMSのDIADORA"HERITAGE"CollectionをSALEプライスにて「春の先モノ買い」的な感覚で既に購入しておりますが、
春/夏シーズンのOFFシーンにおける「パンツ」の主たる現有戦力がJacobCohenとG.T.Aだけではイマイチ鮮度の不足感が有ったので、
実はシーズンINのタイミングで予めBEAMSで入荷予約を入れていた「パンツ」が存在していました。
【 INCOTEX-RED 603 Washed Chino Pants 】
INCOTEX-REDの定番603モデルのウォッシュド「スリムチノ」であります。・・まァ一時期に比べ爆発的なトレンド感はやや薄れた感じで正直「予約を入れる」程の騒ぎではなかった印象ですが・・
ライトなBeigeトーンのカラーを選択しました。・・正直BEAMS的に言う「Sand」と「Gray+Beige」の判別が出来ず・・一応トレンドはGrayトーンの方かも知れませんが今回敢えて「スリムチノ」の定番色に近いカラーを選んだ次第です。
アイコン的なメタルリベットの数がひとつにフロントポケット下部にまとめられ、生地のウォッシュ加工もやや抑えられた感じで、感覚的には従来の「ワークテイスト」的なイメージからかなり雰囲気が変わった印象です。
一方で浅メの股上とタイトなパターンは変わらずINCOTEX-REDらしい行き過ぎない適度なカジュアル感です。
正直31サイズでギリギリです。・・ブランド特有のキレイなシルエットを活かすべくサイズUPはしません。あくまで「見たメ」重視です。
また、サイドシーム部分のアタリ等の独特の細かいディテールも特徴的ですが、自分の中ではベースとなる肉厚なチノ生地もポイントだと思います。
Crockett&Jones"HAYLINGⅡ"とのコーディネートです。現有戦力の中ではイメージ的にAMBOISのWリングのメッシュベルトがベストマッチでしょうか。
スポーツテイストをMIXしてDIADORA"HERITAGE"Collectionも悪くない雰囲気です。ロングサイズのCLASSのWリングベルトでユルい感じのコーディネートです。
いずれも裾口は軽快にロールUPです。
当然INCOTEX-RED本来のスタイリング的にはALDENに代表される「ワーク」感や「ミリタリー」感の強い靴とのコーディネートが基本だと思います。
・・しかしながら限られたOFFの日の選択肢をそこまで拡げる必要性が無い事を、自分は良い加減そろそろ気付かないといけないのかも知れません。