自分が所有するEdwardGreenの中で新参者のモデルがこちらの"INVERNESS"です。
【 EdwardGreen "INVERNESS" Burgundy 888E 】
"INVERNESS"は、切り替えの無いステッチワークによるイミテーションフルブローグのモデルで、
おそらくEdwardGreenの代表モデルのひとつだと思います。
大ぶりなデザインゆえ同じラスト888Eでも特にノーズが長く見え、
個人的にはスクェアトゥのロングノーズである888ラストが最も"INVERNESS"の特徴を活かされている気がします。
クロージングスタイルにおけるコーディネートの幅がもしかしたら狭まってしまうかも知れませんが、
無骨でクラシックな英国靴ならではのEdwardGreenの中で数少ないモダンな印象を醸し出すモデルゆえ、
ややエスプリ感が漂うカラーとしてこのBurgundyを選択する事で
"INVERNESS"が持つ独特の今日的なイメージを更に際立たせました。
ちなみに三越(日本橋本店)で購入しました。
ご覧の通りまだ履き下ろしていません・・
秋/冬のシーズンにおいて、やや幅広のチョークストライプがパキッと入った光沢感がやや強い、ダークネイビーのフランネルのスーツに合わせるつもりでいましたが、
履き下ろす前のプレメンテナンスになかなか取りかかる事が出来なかったり、
また履き下ろし初日のあの固くて窮屈で痛い状態を耐える覚悟がつきかねている内に
とうとうデビューする機会を逸してしまいました。
しかし今日ようやく先延ばしになっていたプレケアも終了し、
あまり歩き回ったりしない予定の日を狙って履き下ろす予定でいます。
ちなみに施したプレメンテナンスは、
①"M・Mowbrayステインリムーバー"で汚れや古いワックス分を落とし、②同系色の"M・Mowbrayシュークリームジャー"で栄養補給し、③"EdwardGreen純正ShoePolish" で最低限の防水力を与え、④"M・Mowbrayウェルトクリーム"でコバを保護し、⑤"M・Mowbrayソールモイスチャライザー"でフィニッシュ、
・・という具合で、通常のメンテナンス通りで特別なケアを施しているワケではありません。
以前、代官山のHeliopoleでラストメイキングやビーワックスで有名なフランスのブランドLaCordonnerieAnglaiseaの
"Redford"というモデルが同じBurgundyのイミテーションブローグで、一目ボレで購入した記憶があります。
パリのエスプリ感がムンムンに漂う非常に色気ある靴で、当時は最もヘビロテしていた記憶があります。
こちらの"INVERNESS"も、正統的なスーツのコーディネートに飽きた時やちょっと変化球を投げたい時、
またはネイビーのジャケットにグレーのパンツにやや艶感を出したい時にガンガン登板させる所存です。