自分の所有するEdwardGreenの中で、最もヘビロテで活躍してくれているのが、
小ぶりなストレートチップに同じく小ぶりなピンバックルを持つWモンク"WESTMINSTER"。
【 EdwardGreen "WESTMINSTER" Black(WillawCalf) 888E 】
前出の"ASQUITH"同様、2007年頃にストラスブルゴ南青山店にて購入。
まず特徴的なのは、アッパーの革がヘアライン状のシボを表現したWillawCalf(ウイローカーフ)である事。
更に全天候型ダイナイトソールを標準装備しており、現状手持ちのEdwardGreenの中では
唯一のダイナイトソールのタイプです。
当時の自分的には、2足目のEdwardGreenを"ASQUITH"で揃えたばかりで、
一週間の靴のローテーションにEdwardGreenをより定着させるには、現有戦力に満足せず、
「雨」や「出張」においてもエレガントに履く事の出来る、中継ぎ的な一足として購入しました。
(・・今から考えると非常に贅沢な話ですが・・)
自分の中で、出張用の靴は急な雨や雪、更には万が一交通機関が止まって急に宿泊せねば
ならなくなった時等に備え、過酷な環境にも耐え得るダイナイトソールと決めていました。
当時はCrockett&Jonesのロングノーズチャッカ"TETBURY"のダイナイトソールを
出張用として酷使していた記憶があります。
また当時はモンクストラップというデザインが手持ちの靴に無く、
自分の中で勝手に「中継ぎ役としては全く申し分無い」と判断し
たまたま何かのホームページでも紹介されていた事も手伝って、
また希少性の高さからマイサイズの8サイズが全国ラスト一点という在庫状況により、
これもあまり悩む事無くスンナリ購入を決意しました。
色はグレーやネイビー、更には色の濃淡問わずスーツに合わせられる無難なBlackにしました。
(他にDarkOakもラインナップされていたような気がします。)
実際には、幸いにも豪雨に打たれたり二日連投させる様な事は今までありませんが、
そんな購入の経緯だったゆえ自ずと登板回数が増え、今では手持ちのEdwardGreenの
中で最もヘビロテしている靴になってしまいました。
ダイナイトソールというのもヘビロテの要因のひとつなのかも知れませんが・・
今ではWモンクのベルトを外さなくても靴の脱ぎ履きが出来る位(実際はキチンと外しています)
足にシッカリと馴染んでくれています。
一方で、知らない内にどこか爪先部分を激しくぶつけたかこすったらしく
右のトゥ部分のアッパーの部分の革が小さく裂かれてしまいましたが、
手入れの際に黒色のシュークリームを塗り込んでポリッシュを施す等して
これも長年使い続けている「証」として、味のひとつとして考えるようにしています。